体重計に乗った後に読む記事

「食事制限をしていたのにリバウンドした……」「ダイエット中に体調が悪くなった」という経験がある方は少なくないでしょう。ダイエットに食事制限は欠かせませんが、間違った食事制限をすると逆効果になることがあります。
そもそも太ってしまう原因は、消費カロリーよりも摂取カロリーが上回ってしまうことです。
 つまり「摂取カロリー<消費カロリー」のバランスに変えられれば、おのずとダイエットは成功します。

〝体重管理〟は一時的なものでなく、根本的に生活習慣の改善が必要になります。
無理をすると必ず反動がおき、その結果リバウンドすることに。世の中にはたくさんの食事法や体重管理方法がありますが、自分に合った、継続できる健康的な方法を取り入れることがカギとなります。
そこで、リバウンドしない減量法を下記にまとめました。少しずつ取り入れて習慣にしていくことで、スムーズに体重を落とせますし、リバウンドの予防にもなります。

<リバウンドしない体重管理方法>
・食事
運動だけでは体脂肪率の5〜10%ぐらいしか寄与しないといわれていますので、基本的に健康的に痩せる成功要因は食事だといえます。加工食品を減らす、食物繊維を積極的に摂る、野菜・果物や魚の脂に多く含まれる不飽和脂肪酸を摂取するなどを心がけましょう。

また、ひと口30回噛むことの実践を。よく噛んで食べると満腹中枢が刺激されて、満足感が得やすいといわれます。噛む効果はほかにもあり、唾液の消化酵素により栄養の吸収を促進し、胃腸の負担を軽減します。内臓が活発に働くようになるので、体の代謝が上がり、痩せやすい体になります。


・運動
運動を取り入れるとリバウンドしにくくなります。
運動によって幸せホルモン「セロトニン」が分泌され、食欲抑制作用で、ムダな食欲を抑えてくれるからです。セロトニンは、一定のリズム運動で分泌されやすくなり、ウォーキング、ストレッチなど軽い運動でも分泌。必ずしも強度の強い運動をする必要はありません。

また、筋トレ、ストレッチ、ヨガなどの運動によって姿勢が正されると、それだけでボディラインが美しく、実際の体重以上に痩せてみえるようになるというメリットも。筋肉量を増やしながら、痩せやすく太りにくい、理想のリバウンドしない体づくりができます。
・睡眠
睡眠をしっかり取ることで、無駄な食欲が抑えられ、食べ過ぎや間食のしすぎを防ぐことができます。

人によって適正な睡眠時間は異なりますが、7時間前後が理想とされています。朝スッキリ起きられた時、何時間寝たかチェックして、自分の最適な睡眠時間を見つけましょう。

また、睡眠の質を上げるために、明かりや音を工夫することも重要。ブルーライトを発するスマホやPC機器は、脳を刺激して入眠を妨げるので、使用は寝る1時間前までにしましょう。部屋はできるだけ無音に。眠るときは、ジャージや部屋着ではなく、通気性がよく体を締め付けないパジャマを着て寝ることをルーティーンに。

我慢しすぎない

我慢の伴うことは長続きしません。そして、その我慢に耐えられなくなったとき、自暴自棄になってしまったり、やる気が起きなくなったりという可能性が考えられます。

辛くて苦しくて我慢しなくてはいけないダイエットだと、きっとどこかで終わりが来てしまいます。「これくらいなら我慢や苦と感じない」程度のことを続けられる方が、かえってダイエット:も長く頑張れるのではないでしょうか?