FXが気になったら読む記事

FXとは「Foreign Exchange(外国為替)」の頭文字をとったもので、日本では外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)とも言います。FX取引では聞きなれない専門用語が出てきますが、1つ1つ丁寧に理解すれば何も恐れることはなく、またFX取引の仕組みも難しくありません。
FXの仕組みを簡潔に説明すると「日本円と米ドルなど、2つの国の通貨を交換し、利益を狙う取引」です。外貨の為替レートが安いときに買い、高いときに売って利益を得るのが基本的な考え方です。

FX取引は1998年以降、個人投資家の間でとても人気の金融商品の1つになっています。

では、FXとは実際には、どのような仕組みの取引なのでしょうか?

 FXが取引の対象にしている「外国為替」は、日本円を米ドル(米国の通貨)へ、日本円をユーロ(ユーロ圏の通貨)へというように、ある通貨を別の通貨へ交換することを意味します。交換するときの取引価格(交換比率)は「為替レート」と呼び、為替レートは需要と供給のバランスによって常に変動しています。

 たとえば、米ドルと日本円の組み合わせの「米ドル/円」なら、為替レートはあるときは「1米ドル=100円」、あるときは「1米ドル=110円」のように動いています。

 「米ドル/円」のように、ある通貨と別の通貨の組み合わせのことを、外国為替では「通貨ペア」と呼びます。世界には多くの通貨があるので、ユーロ/円、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル……など、米ドル/円以外にもたくさんの通貨ペアがあり、それぞれの通貨ペアで為替レートが日々変化しています。

 FXは、この「通貨ペア」の「為替レート」の動きを利用して利益を狙うのが取引の基本です。

 端的にいえば、米ドル/円を「1米ドル=100円」で買った場合、100円よりも高い値段のときに売ることができれば利益、100円よりも低い値段のときに売ることになれば損失になります。株式の投資になじみのある人は、通貨ペアを「銘柄」、為替レートを「株価」に置き換えてみると、よりイメージがつかみやすくなるのではないでしょうか。

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