運転で疲れないコツ

大型連休や週末プチ旅行など、行楽シーズンには飛行機や新幹線ではなく、旅行にかかるお金を少しでも減らすために車で移動することが多いもので、100km以上の長距離運転になることがあります。

長距離運転をすると身体はギシギシに疲れますし、痛くなったり、単調な運転になりがちなのでいねむり運転の可能性も否定できません。どうすれば、疲れず安全に長距離を運転することが出来るのか?

ロングドライブで疲れないポイントは「運転時間」です。 一般道路では「4時間毎に30分」、高速道路では「2時間毎に30分」の休憩を取ることを心がけてください。 

長距離運転は、身体的にも精神的にも疲労が溜まってしまうもの。しっかりと体調を整えた上で、あらかじめ当日の走行ルートや天気予報、車の状態などを確認するようにしましょう。特に、高速道路を走行する場合には、事前にルートや交通情報の確認まで行っておくと安心です。

まずは、出発する前にカーナビや地図で、目的地までの距離を測ることから始めてみましょう。すると、何時に出発すれば目的地までに到着する時刻の目処を立てることができ、旅行の計画を立てることができます。ついでに、ドライブ途中で寄れる「道の駅」や高速道路の「SA・PA」の位置を確認しておくと、安心してドライブに行けます。

高速道路の「サービスエリア」や一般道の「道の駅」では、ご当地グルメや旬の野菜を売っていることが多いので買い物の楽しみも増えます。

他にも、目的地までの走行距離を把握すれば、ガソリンの給油が必要であるのかどうかが分かるので、途中でガス欠して動けなくなる心配もなくなります。

長距離運転をする場合は、前日か当日にガソリンを満タンにしておくのがオススメです。給油と一緒に、タイヤの空気圧やエンジンオイルの点検なども一緒に行っておくと安心です。
特に、高速道路を走行する場合、タイヤの空気圧点検は必須!高速道路でのトラブルの約3割がタイヤの空気圧に原因があるケースとも言われています。

目が疲れることも、長距離運転において疲れる原因の1つです。

運転中、目は常に道路や前方の状況を見続けるため疲れがたまります。

長距離運転をする際には、定期的に目を休めることが大切です。

また目の疲労には、日光や対向車の強いヘッドライトなども影響しますので、適切な環境を整えることもおすすめです。

例えば運転席の頭上にあるサンバイザーを使用したり、夜間は休憩の回数を増やしたりすることで、目の疲れを和らげることができます。

自分のペースを守ることも、長距離運転で疲れないためのコツです。

特に高速道路で法定速度より遅いスピードだと、周りに迷惑をかけるのでは、と心配になる人もいるのではないでしょうか?

しかし自分のペースを崩してしまうと、操作ミスに対する恐怖などで精神的な疲れが増すこともあります。

ふだんスピードを出すことに慣れていない人は、自分のペースを守って運転しましょう。