エアコンをじっと見つめた後に読む記事

寒い冬に欠かせない暖房器具。寒くて毎日使用していたら、電気代がとんでもないことに……なんて経験はありませんか?そんな時は、ふだんの暖房器具の使い方を見直してみましょう!今回は、暖房器具の特徴や、快適に冬を過ごすために効率良く部屋を暖める方法、電気代を抑える方法などについてご紹介します。少しの工夫でできるので、ぜひ試してみてくださいね。

複数の暖房器具を使い分ける
暖房器具にはそれぞれに役割があるものです。例えばエアコンのように空間全体を暖める暖房は、お部屋を暖めることができますが、時間がかかります。こたつやカーペット、電気ストーブのように、体に当たっている場所を暖めるものと併用すれば、空間全体が暖まるまでの間も、暖かく過ごすことができます。
また、暖かい空気は上に溜まり、冷気は下に溜まりやすいので、足元に小さいストーブを置くなどすると、エアコンの設定温度が低くても、暖かく過ごすことができます。暖房器具ではありませんが加湿器と併用することで、湿度を上げて体感温度をアップさせる、という方法もあります。

エアコンの使い方を見直す

冬の暖房にエアコンを使っている場合は、その使い方を見直すことで節電につながる場合があります。 ここではエアコンの使い方について3つのポイントをご紹介します。
短時間ならつけたままがおすすめ
エアコンは、電源を入れて運転し始めたときが一番電力を使うため、何度もオンオフを繰り返すなら、つけたままにした方が消費電力が少なくなります。
長時間留守にする場合は消し、30分~1時間程度の外出であれば、エアコンを消さずにつけたままにするのがおすすめです。
また、エアコンの風量は「弱運転」にするよりも、「自動運転」の方が消費電力が抑えられます。
自動運転は、無駄な電気代がかからないよう、室内の温度に合わせて風量を自動で調節してくれる機能だからです。

エアコンの風は下向きに設定


暖かい空気は室内の上部にたまりやすい性質があります。反対に、冷たい空気は室内の下の方にたまります。
暖かい空気を下の方に送るために、エアコンの風向きを下向きに設定しましょう。
暖かい空気が下の方へ回ると身体が暖まりやすくなり、設定温度を今より低くすることができるかもしれません。
フィルターと室外機のメンテナンスをする
エアコンは使用しているとだんだんフィルターにホコリがたまってしまいます。
その汚れを放置していると、暖房効率が落ちて余計な電力を使うことになりかねません。
節電のためには、定期的にエアコンのフィルターを掃除してホコリを取り除くのが大切です。掃除機で吹き出し口のホコリを吸い、フィルターもキレイにしましょう。
また、見落としがちなのが、室外機のメンテナンスです。室外機も、フィルター同様に汚れているとエアコンの効きが悪くなります。
さらに、室外機のまわりに物を置いてしまうと、余計な電力を使うことになってしまいます。暖房を使い始める前にチェックしておきましょう。