掃除のコツ

春の進学・就職タイミングで一人暮らしを始めたひと、テレワーク等で自宅で過ごす時間が増えたひと。
思いがけず家のお掃除をする機会が多くなった方も多いかもしれません。
でもお掃除のやり方は、なかなか誰かに習うタイミングがないもの。今回はお掃除て使えるコツを紹介します。

1. おそうじの基本は「上から下へ」

おそうじの基本は「上から下へ」
ホコリは上から下へ落ちてきます。だから、おそうじも高いところからスタートして、低いところで終わること。
もし、床にモップをかけた後で、家具などのホコリやゴミをはらえば、それが下に落ちて、またまた床そうじをするハメに…。
こんなムダをなくすためにも、「上から下へ」の手順を覚えておきましょう。

2. 「奥から手前へ」で効率よく

「奥から手前へ」で効率よく
おそうじの二度手間を省くために、もうひとつ大事な手順は、「奥から手前へ」。
おそうじした所を踏まないためにも、出口から遠い奥からおそうじをして出口付近で終わります。特にワックスがけなどを行うときは、このルールを必ず守って。
うっかり手前から先にしてしまうと、ワックスが乾くまで歩けなくなってしまいます。
3. 洗剤は「まずスポンジにつけてから」

洗剤は「まずスポンジにつけてから」
汚れは早く落としたいもの。
でも、洗剤を汚れに直接かけないで。その前に、スポンジやぞうきんに含ませて、大丈夫かどうか、ちょっと様子を見ながら拭いてみましょう。
洗剤によっては、材質を傷めるものもあるからです。洗剤の使用は、まずスポンジやぞうきんにつけ、試してから行うことが大切です。
4. 洗剤も拭き取りも「下から上へ」

洗剤も拭き取りも「下から上へ」
材質を傷めず、使っても大丈夫。それが確認できれば、汚れた部分に洗剤をつけます。このとき、洗剤は「下から上へ」塗り、拭き取りも同じように「下から上へ」。
上から下へ行うと、液ダレが取れなくなることがあるので、くれぐれも逆にやらないように注意して。
5. 作業は「軽い汚れからひどい汚れへ」

作業は「軽い汚れからひどい汚れへ」
材質への影響を的確に判断することは、おそうじのプロじゃない限り、難しい。そこでまず、マイルドな洗剤で軽い汚れを落とす。
それでも落ちないひどい汚れは、もう少し強い洗剤を使ってみる。こういうステップで、材質に影響がないかをチェックしながら、作業を進めると、大きな失敗が防げます。

今回は、掃除の仕方を基本から解説しました。
掃除の際は計画をたて、基本用具を用意してから行うとスムーズにやりやすくなります。また、掃除の順番を守ることで快適にお掃除を終わらせることができますので、意識してみましょう。