夏は電気代凄かったと思ったら読む記事

この記事では、暖房費を節約する方法をご紹介します。どれも簡単なのでぜひ実践してみてください。また、夏よりも冬の電気代が高くなる理由や暖房器具ごとの電気代なども解説しています。

厚手のカーテンを隙間なく取り付ける
まずは厚手のカーテンを隙間なく取り付けることが、安価で簡単にできることです。
ポイントは「隙間なく」取り付けることです。
カーテンのサイズが合っていないと上下左右に隙間ができ、そこから冷たい空気が部屋に入り込んでしまいます。せっかく寒さ対策をしても効果が半減してしまうのです。
冷えた空気は下に溜まるため、特にカーテンの下部と左右の隙間をつくらないようにしましょう。
カーテンは床につくくらいの長さにし、幅は少しゆとりをもってL型に掛けるリターン仕様にすることで隙間を塞ぐことができます。上部はカーテンレールのトップカバーなどをつけても良いと思います。

着る物で調整する

暖房器具を使うときに試してほしいのが、肌に密着するアンダーウェアなどで身体を温めることです。

ポイントは、お腹を冷やさないこと。お腹には血管がたくさん集まっているため、冷えると血行が悪くなり身体全体を冷やす原因になります。

身体が冷えてしまうと、血の巡りが悪くなって手足の先が冷たくなったり、肩こりの原因になることも。腹巻やひざ掛けでお腹を温めることで、血行が良くなり身体全体が温まってきます。

また、身体を冷やさないようにするためには、首や足首、腰まわりを温めるのも効果的です。レッグウォーマーやネックウォーマーなどを効果的に使いましょう。

このように、防寒グッズを使うことで、暖房器具を使う時間が短くなったり、設定温度を低くしても過ごせるようになったりと、電気代の節約につながります。

エアコンの暖房の設定温度の目安は20度

環境省は平成17年度から「ウォームビズ」として、暖房時の室温の目安を20度を推奨しています。
電気代をおさえるためににも、暖房時の設定温度も基本的には20度にしておくとよいでしょう。
ただ、この数字はあくまでも目安。外気温や湿度、建物の立地条件、日差しの入り方や室内にいる人の体調などを考慮して設定温度を調節するよう呼びかけられています。