副業の収入が年間20万円以上なら確定申告をする
確定申告とは1月から12月までの1年間で得た所得に対する税金を計算し、通常翌年3月15日までに税金を納付する手続きのことです。
会社に雇用されている場合は、通常会社が毎月の給与から源泉徴収を行い、毎年「年末調整」という形で、源泉徴収された税額の年間の合計額と、年税額を一致させる手続きを行ってくれます。
しかし、副業での収入が年間20万円を超える場合は、自分で確定申告をしなければなりません。年間20万円以上の副収入を得た場合は、確定申告書類を作成し、税務署に提出しましょう。
確定申告は、以下5つのステップで行います。
確定申告に必要な書類を準備する
申告書や付表、計算書などを準備する
確定申告書を作成する
申告書を提出する
納税または還付を受ける
申告は、税務署に直接持参するほか、税務署へ郵送したり、e-Tax(イータックス)によるオンラインの電子申告も可能です。
確定申告書の作成は複雑ですが、最近では確定申告ソフトやクラウド会計ソフトを使用してかんたんに作成できます。
国税庁では、スマホでかんたんに確定申告を行う方法も紹介していますので、参考にしてみてください。
副収入は確定申告の必要がある?所得に応じた方法と疑問を解決!
過剰な広告を使った副業には要注意
ここ数年副業に関心を持つ人が増えると同時に、悪質な副業サイトによる被害が多発しています。
LINE、Twitter、InstagramといったSNSを使って詐欺的な副業に誘導するケースや、高時給の仕事を紹介するといい情報サイトへの登録料や月額の利用料を払わせるケースなど、手口はさまざまです。
悪質な副業には、「スマホひとつで月に数十万円」や「スマホでワンクリックだけ」など、楽して稼げることを謳って勧誘するパターンが多いので、甘い言葉には注意しておきましょう。
また、登録料・月額使用料・入会金・教材費など、先に高額な費用がかかるサイトには要注意です。料金を支払ってもらえば、サービスを利用しなくても利益が出るため、料金を支払った後に、連絡が取れなくなってしまう可能性があります。
コストをかけすぎない
最初から多額な費用をかけるような仕事は、リスクが高いため副業にはおすすめできません。
少ない初期投資、もしくは元手が必要ない副業を選べば、万が一失敗しても損失を最小限に抑えられます。
今回ご紹介した副業は、どれもスマホやパソコンさえあれば手軽に始められるものばかりです。
ぜひ、これからはじめて副業を始めるという方は、紹介した副業の中から自分が挑戦しやすそうなものを見つけてみましょう。