家計管理アプリ「Mable」についてくわしく見る
ライフプランを作成する
実際にライフプランシートを作成し、将来のお金を見通してみることもアウトプットとして効果的です。
ライフステージごとに必要なお金を書き出していくと、具体的な資金計画の必要性が実感できます。作成していくうちに、現状の課題も見つかるかもしれません。
自身でライフプランの作成が難しい方は、インターネット上のシミュレーションを活用したり、専門家に相談しながら作成したりしても構いません。理解を深めるには、自分事として実践してみることが何よりも重要です。
資産運用を始める
実際に金融商品で資産運用を始めてみることも、知識を深めるために有効です。ただし、知識が十分でないまま、高額の資産運用を行うのは大きなリスクをともなうため、まずは少額からの運用をおすすめします。
例えば、投資信託の積み立てなら、月額1,000円程度から運用可能なケースもあります。経済と資産の値動きとの関連や、リスクを抑えるための分散の方法等、自身で体験することでより理解が深まるでしょう。
【年代別】お金の勉強をするうえでのポイント
お金の勉強は目的を定めて進めていくのが効率的ですが、具体的な目的は決まっていないものの、勉強を始めてみたいという方もいるでしょう。そのような方には、ライフステージを意識した勉強がおすすめです。
ここからは、お金について勉強するにあたり、ぜひ押さえておきたいポイントを年代別に説明します。すでに目的があるという方も、ライフプランを考える際に参考にしてください。
20代:経済面での自立・貯蓄形成
20代は、社会人生活をスタートさせてまだ間もない時期といえます。そのため、まずは経済面で自立することを目指し、家計管理の基本から学んでいくのがおすすめです。
家計の黒字化が実現できたら、無理のない範囲で貯蓄が可能な積み立て投資や、少額投資について学び、実践していくとよいでしょう。近い将来の結婚や、住宅購入に向けて資産形成の勉強をするのも効果的です。