証券外務員……金融商品の販売や勧誘に必要な資格
株式や投資信託の仕組みを学習するのに有効。FP(ファイナンシャルプランナー)のように広いテーマではなく、資産運用について集中的に勉強したいときに活用するとよい。
DCプランナー(企業年金総合プランナー)……年金・退職金制度の専門家育成のため、確定拠出年金をはじめ、年金制度全般についての知識を認定する資格
年金全般や確定拠出年金を中心に勉強したいときに有効。老後の生活設計を考えるうえで、理解を深めたいときに学習するとよい。
金融関連の資格の勉強は、網羅的に勉強しやすいこと、資格取得が明確な勉強の目標になりやすいことがメリットです。また、取得した資格を将来的に仕事に活かせる可能性も魅力といえるでしょう。
ただし、資格取得を目指した勉強は、必然的に取り扱う範囲が広くなります。資格の勉強は一通りの知識を身につけたい人には向いていますが、テーマを絞った、ピンポイントな勉強のほうが継続しやすいと感じる人もいるかもしれません。自分の興味・関心の広さに応じて検討してみてください。
アウトプットで実践する
学んだ知識を自分のものにするには、アウトプットで実践してみることが有効です。ここからは、学びながら取り組める実践方法を3つ紹介します。
家計簿をつけて家計状況を見直す
家計のお金の流れを理解するには、家計簿を自分でつけてみることがおすすめです。
数字で見ることで、「外食にお金をかけすぎていた」「通信料が高いので節約できないか」等、今まで気づけなかった無駄や、改善ポイントが明確になります。
「月末になるとお金がギリギリで貯蓄が難しい」という方でも、無駄な支出を改善することで、貯蓄に回せるお金を確保できるようになるでしょう。
家計の見直しは結果が得られやすく、勉強のモチベーションアップにつながります。家計簿にはスマートフォンアプリもあるので、ぜひ活用して継続させてください。