ただし、インターネット上の情報を活用する際に注意したいのは、質や正確性がまばらである点です。勉強に利用する際には、公的機関や企業の公式サイト等、信頼のおける発信者の情報を参考にしてください。特にSNSの情報には、不確実なものもあるので注意しましょう。
なお、お金の勉強に活用するなら、金融広報中央委員会が運営する「知るぽると」や、金融機関の公式サイト等がおすすめです。
本記事でも、さまざまな「お金」についての情報をお届けしているので、ほかのコラムもぜひ併せて読んでみてください。
セミナーや講演会に参加する
お金に関するセミナーや、専門家の講演会に参加することでも、お金に関する知識を身につけられます。本やインターネットと異なり対面して話を聞けるため、モチベーションが上がりやすいことがメリットです。
セミナーや講演会で扱うテーマや難易度はさまざまなため、自分が勉強すると決めた分野から、理解度に応じたものを選択しましょう。
近年では、ビデオ会議ツール等を利用したオンラインセミナーも増え、パソコンやスマートフォンで自宅等の好きな場所からセミナーに気軽に参加できるようになりました。顔出し・発言なしで参加できるセミナーもあるので、活用してみてください。
また、単発のセミナーや講演会よりもさらに知識を深めたいなら、継続的に学習できるスクールや通信教育も選択肢に入ります。ある程度の費用や時間を要しますが、必要性に応じて検討するとよいでしょう。
金融関連の資格の勉強をする
お金について学ぶために、金融関連の資格の勉強をすることも有効です。お金の勉強に役立つ資格には以下が挙げられます。
FP(ファイナンシャルプランナー)……適切なライフプランニングや金融商品のアドバイスを行うための専門資格
お金に関する幅広い分野を体系的に学習するのに有効。前述の通り、主なテーマは「ライフプランニング」「社会保険・年金」「資産運用」「リスク管理」「税金」「相続」の6つがあり、身近なテーマから気軽に学習しやすい内容となっている。