フレッツ光は光回線の中でも知名度が高く、ApexなどのFPSゲームを快適にプレイするために契約を検討しているユーザーも多いです。
ただし、インターネットへの接続方法やプロバイダ選びを間違えると、ラグやカクつきに悩まされる可能性があります。また、他の光回線より料金が高いというデメリットもあります。
10G回線も出てきて、多少はユーザー数も増えたフレッツ光ですが、快適にゲームをプレイすることはできるのでしょうか。
まずは簡単な結論ですが、フレッツ光で快適にオンラインゲームをプレイすることは可能です。
ただし、フレッツ光でゲームをするならプロバイダ選びが重要で、IPv6通信(v6プラスなど)サービスの有無がポイントになってきます。
プロバイダを適当に選んでしまうと、ゲームにラグが発生しやすくなる場合があるので注意しましょう。
フレッツ光は「IPv4 over IPv6」対応のプロバイダで快適にゲームをプレイできる
フレッツ光は「IPv4 over IPv6」対応のプロバイダでの契約なら快適にゲームをプレイできます。
IPv4 over IPv6の概要
・「IPv4 over IPv6」は時間帯やゲームハードを問わず速度が速い
・PS4はIPv6に非対応なため「IPv4 over IPv6」が必須になる
「IPv4 over IPv6」とはなにか、ゲームをする上でどんなメリットがあるか詳しく解説します。
「IPv4 over IPv6」は時間帯やゲームハードを問わず速度が速い
一言でいえば、IPv4 over IPv6とは「回線が混雑せずに常に速い速度でインターネット接続ができる通信方法」です。
インターネットの通信は、現状でIPv4とIPv6で2種類の接続方式があります。
接続方式 特徴
IPv4 ・従来の接続方式
・回線が混雑しやすいPPPoE通信を行う
・速度の速いIPoE通信はできない
IPv6 ・新しい接続方式
・IPv6対応サイト、速度の速いIPoE通信ができる
IPv4方式では、速度の速いIPoE通信ができず、PPPoE通信を行います。
IPoE通信
…混雑を避ける通信方法。夕方から夜にかけてのインターネットが混雑する時間帯でも快適に通信できる。
PPPoE通信
…従来の通信方法。混雑を避けられないので夕方や夜などのネット利用者の多い時間帯は速度が遅くなる。
またIPv6方式でもIPv6対応サイトへの接続でなければ、IPoE通信はできずPPPoE通信を行います。
「IPv4 over IPv6」ならIPv6対応サイトでなくても、IPoE通信が可能になるので、常に速い速度でネットが利用できます。
PS4はIPv6に非対応なため「IPv4 over IPv6」が必須になる
PS4はIPv6には対応していないため、IPv4での通信です。
そのため、PS4でゲームをするなら、IPv4でも快適な通信ができる「IPv4 over IPv6」が必須です。
プロバイダによってフレッツ光は「IPv4 over IPv6」の提供状況が異なるため、快適にゲームをしたいなら「IPv4 over IPv6」対応プロバイダで契約しましょう。
