乾燥肌にピンと来たら読む記事2

間違ったスキンケア

 

特に注意していただきたいのは、洗顔や化粧水・クリームをなじませる際に強くこすったり、塗り込んだりしてしまうこと。強い刺激は角質層を傷つけ、バリア機能にダメージを与えます。強力なクレンジング剤にも要注意です。肌に合った化粧品を選び、優しくスキンケアしましょう。

 

日々のスキンケア方法を見直しつつ、環境面にも注目して肌の乾燥を防ぎましょう。今日から始められるスペシャルケアから環境の見直し方まで詳しくご紹介します。

 

ホットタオルでスキンケアの浸透を高める

ホットタオルで毛穴を開かせてからスキンケアをすることで、美容成分の浸透を高めることが可能です。毛穴の汚れも解消できて、毛穴開きの改善にもつながります。ホットタオルは、タオルを水に濡らして固めに絞り、ラップでくるんで電子レンジで1分ほど加熱して作りましょう。熱すぎる場合は、適度な温度に冷ましてから使ってください。

 

刺激の強い成分を避けた基礎化粧品でケアをする

肌に直接つける基礎化粧品は低刺激のものを選ぶことが大切です。アルコールや防腐剤が含まれていない基礎化粧品を使いましょう。注意したいのは美容成分によって肌が刺激を受ける場合もあることです。トライアルキットなどで違和感や赤みなどの症状が現れないか確認しましょう。

 

保湿力を高める食物を摂取する

肌の保湿力を高める食べ物を意識的に摂りましょう。タンパク質やビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどがさまざまな角度から肌の保湿力を高めてくれます。レバー、豚肉、うなぎ、納豆、さんま、まぐろ、ホウレンソウ、ニンジン、アーモンド、ナッツ類、キウイ、いちごなどを摂りましょう。

 

血流のめぐりをよくする食材をとる

中でもビタミンEは血行を促して肌への栄養の供給を高める働きがあります。アーモンドやナッツ類の他、大豆類、あんこうの肝、すじこ、アボカドなどに多く含まれています。ただしビタミンEを含む食べ物には、脂質も多く含まれている傾向があるため摂りすぎに注意しましょう。

 

室内に洗濯物を干す

部屋の湿度を保つために洗濯物を室内に干すことをおすすめします。ただし洗濯物のにおいが気になる場合もあるかもしれません。室内干しに向いている洗剤を使ったり、こまめに換気したりしましょう。

 

植物を置く

植物には部屋の湿度を高める働きがあります。部屋に観葉植物を置くといいでしょう。部屋に緑をプラスすることで、リラックス効果も期待できます。ストレスをやわらげ、結果的に肌に良い影響を与えられるでしょう。

 

加湿器をおく

部屋の乾燥を防ぐ方法として手軽なのが加湿器をおくことです。室温に合わせて、理想的な湿度になるように調節できるものを選びましょう。

 

 

銀座肌クリニックでは、乾燥肌にお悩みの人におすすめのドクターズコスメもご用意しています。お気軽にご相談くださいね。

加齢

 

年齢を重ねると、どうしても肌は乾燥しやすくなります。特に、女性ホルモン・男性ホルモンが減ると、皮脂の分泌量も減少。バリア機能が低下し、肌内部の水分を保つことが難しくなるでしょう。若い頃よりも保湿力に優れた化粧品を使うなど、年齢に合わせたスキンケアが重要です。

 

しかし、化粧品には肌の機能を回復させる力はありません。美容皮膚科で受けることができる肌の若返り治療で、バリア機能を取り戻しましょう。